空き家。それは、秘宝が眠る場所。歴史ある場所には、歴史ある宝も眠っている・・・ハズ。
不定期連載企画「空き家の宝箱」では、鹿児島県出水郡長島町(ながしまちょう)の空き家に眠る「宝」を求めて、写真メインのレポートをお届けしていきます。
レポートでは、作業の様子や掃除、ゴミにまつわる話、戦利品などの鑑定査定、様々な脱線も楽しみながら、その記録を残していきます。
それでは、今回の成果を見ていきましょう!
Episode 1 – Day 2 「30年貯蔵の倉庫」編
前回に引き続き、出るわ出るわのグラス類。「この茶色のガラスは一体なんだろう?」と、調べてみると・・・巷のレトロブームで人気の『アンバー(琥珀色)』と呼ばれるガラス食器でして。1970年頃にビール瓶の着色技術を活かして作られたものだそうです。
HOYA・SOGA・ADERIA、1970年代・昭和レトロなアンバー(琥珀色)ガラス食器の魅力
70年代の雰囲気を楽しむ、アンバー(琥珀色)のガラス食器 アンバー(琥珀色)ガラスの食器は、1970年頃にビール瓶の着色技術を活かして作られました。オレンジとも茶色と…
歴史あるもの。価値あるもの。昭和レトロと名が付くもの。空き家に眠る宝を、いま一度インターネットで調べてみる。その時代に作られた背景も丸ごと知ってみる。知ったことで、さらに価値を感じる。捨ててはいけない価値があるのだと。そして、まだまだ発掘は続いていきます。